譲位ご意向表明1年陛下、ご体調配慮の日

譲位ご意向表明1年陛下、ご体調配慮の日

ねずどんの新巻(3年間)

2017/08/0801:20

譲位ご意向表明1年陛下、ご体調配慮の日

20178800:01

天皇陛下がビデオメッセージで譲位の意向を示されてから8日で1年がたった。陛下は従来通りに全身全霊で公務を果たされており、抜本的な負担軽減は図られていない。この間に明らかな体力の低下を感じさせる場面もあった。遠くない譲位の日を見据え、体調に細心の気配りをしながら日を過ごされている。

7月24日、静養先の那須御用邸に向かうため、東京駅の新幹線ホームの階段を上っていた陛下は踊り場で足を止め、呼吸を整えるしぐさを見せられた。心臓手術を受けられているだけに周囲に緊張が走った。

今回の静養にしても、直前の豪雨被害で中止もやむを得なかったが、宮内庁側が公務を果たされるのに必要と判断して決行。今月の健康診断で異常は確認されていないものの年齢相応の体力の衰えはおありになる側近。昨年12月と今年5月には風邪で公務の一部を取りやめられた。

陛下は2〜3月にベトナム、タイへの海外訪問を実現されるなど、この1年間の公務の質と量に変化はないように見える。

一方、寒冷地の札幌市で開催された2月の冬季アジア大会では、皇太子さまが名代を務められた。宮内庁側はこうした形での負担軽減を念頭に置くが、陛下は譲位するまで公務を全うされるお気持ちが強い同庁幹部といい、思うように進んではいない。

このため、側近らは陛下が一日の中で公務に割かれる時間を抑えるように苦慮。皇居内では昼食後の約2時間、公務を極力入れず、休息の時間に充てられる。また、地方訪問では、午後4時台に宿泊先に入られる日程を組んでいる。

特例法の成立で譲位が実現することになり、今度は譲位の日を無事に迎えていただくことが責務。同庁幹部はこう強調する。